初大喧嘩

旅行帰り，彼のおうちへ一緒に帰る。
同じおうちに帰れるって幸せ，と思いつつ。

ところが。

明日，式場下見に行く予定なのに
「疲れたからもう明日はいけない」と彼。

なんで？
遠距離だし，なかなかいけないんだよ。
私だって疲れているけど，行くんだし，行こうよ。
引きずってでも行くからね。

しかし彼は
「行けないものは行けない。一人で行けば？」
なんて言ってくれちゃう。

売り言葉に買い言葉でだんだん険悪ムード。

そうするあいだに私は涙がぽろぽろ出てきてしまう。
あんまり泣かないほうなのに〜。
意志に反してあふれる，あふれる。

結局，駅に着くころに彼が折れてくれ，
別の日に行こうということに。

「疲れたからって行けない，それくらいなもんなのか
　一人でいけなんていっちゃうのか，と思ったら
　がっかりした」
私がそう言うと彼は
「そんなことはない。二人で決めていこう」
ちゃんと言ってくれた。

ちょうど彼のお母さんの具合も悪いということで
明日は式場下見をあきらめ，お母さんのところへ行くことに。

どうにかこうにか仲直り。